2011年11月30日
有機農業祭り
第26回生命(いのち)の祭りが日曜日にライオンズ公園でありました。うちの生産者で合鴨米農家の2代目、橋口創也くんと舞さんの結婚式も午前中に開催。暖かい気候にも恵まれてたくさんの方々が祝福に駆け付けました。同じく出水でお米を作る澤田さんの3代目?が花束をわたしてくれました

自身も今年入籍をした、ロックミュージシャン・中村てつろうさんご夫婦が駆けつけて「結婚しようよ」を熱く歌いました

ずっと有機農業を続けてきた大先輩、お父さんとお母さんのご挨拶。あれ?みぎはしにちょこっと写っているのは・・・
花嫁の左が食の家族理事長の小川さん、その左はわたくしであります。前列右端が私の父の国光さん。私のうしろのカラフル衣装の夫婦は去年ここで結婚式を挙げた南方新社の鮫島さん夫婦。双子の赤ちゃんがいます。新郎のうしろのお姉さんは着物を着せてくださったべラさん。そしてその右後ろにいるのは・・・ここにもいました! 来年の結婚式候補、若手農家の長老、杉村さんではありませんか

最後は紅白のもちを参列者に向かって投げます。上手投げで思いっきり投げていた人がいました。当たった人が「痛っ

と結婚式は終わったのですが、そのあとの祭りの写真が1枚もないことに今きづきました


2011年11月26日
3年連続の・・・
明日は第26回目となる生命(いのち)の祭りが市内ライオンズ広場であります。鹿児島中央駅から電車通りを天文館方面へ徒歩5分。大久保利通の銅像がある広場です。10時~15時であります有機野菜の販売や利き酒大会
、こどもたちが遊べるスペースもあります。環境にやさしい団体が多数出展します。
ちいさい頃はよくこの祭りでフライド芋ポテトを作ってお小遣い稼ぎをしたものです
さつま芋ををスティック状に切って揚げるだけというシンプルなおやつでしたが、けっこう荒稼ぎをしていたような・・・
明日は物販メインではなく、こどもたちと遊んだりしてのんびりやろうと思います。
午前中は合鴨米農家の橋口さんの二代目が祭りの中で結婚式をやります。祭りでは3年連続の結婚式ですが、何を隠そう第1回はこの私たち夫婦でしたあれからはや2年・・・
今回のふたりは地元でカフェをしたいんだそうで、現在修行中です。
おやっさんたちの話題は早くも「来年は誰にすっかねぇ~??」となってます。最近これが祭りのメインになりつつあるのが気がかりなところです。
2011年11月23日
有機野菜を使うお店
うちのNPOから有機野菜を配達しているお店はいろいろあるが、宇宿にあるロハスカフェさんががんばっています。
これはお昼のランチで野菜たっぷりやさしい味、野菜の美味しさが生かされています。これにドリンクとケーキがついて1,000円

こちらも998円。荒田にあるイタリアンのお店はビストロオランジェさん。「キャベツ、しばえび、アンチョビのパスタ」は園山農園の有機キャベツが入るときはたっぷり使ってくださるそう。他にも魚介類のメニューがずらり。どれも美味しそうです。
2011年11月23日
冬野菜のできぐあい
栗野岳は霜が降りて夏草が枯れ、かぼちゃなども葉が枯れて成長はここまで。じゃが芋も同じで霜が降りるまでにいかに大きくさせるかが収穫量を左右します。
「明暗が分かれる」っていう言葉はよくできたもんだと思います。
できがいい野菜があればよくないものもあって有機農業のための言葉じゃないかとすら感じます
そして「苗八分作」や「苗半作」という言葉。苗の出来具合でその後の生育がほぼ決まるという意味ですが、これは本当に当たっているだけに玉ねぎの苗のわるさには少々ブルーになります
でも玉ねぎ名人の前園さんがわるいっていうので諦めもつきますね。
今年は(来年産)の玉ねぎは不作決定!ということでいきましょう。
不作って言っても玉ねぎがないわけではないのでご安心を。
豊作か不作かと考える時に平年がどのぐらいかというのがひとつの目安になります。お米では「作況指数」とか言いますよね? 今年は平年より少し豊作だったそうで鹿児島は103だったとか。
そこで生産者の聞き取り調査から予想される冬野菜の作況指数は・・・
・里芋 90 多雨・日照不足か
・人参 105 まずまずの豊作
・キャベツ 85 虫被害など
・まとじぃのさつま芋 0 !! いのししにすべて食べられる
・園山農園の春菊 100!! ただしほぼ収穫ゼロ、作れども作れどもうまくできず、そもそもの平年データがないため。父親はあきらめようとしない
最後のは笑ってください(≧▽≦)
でも全然とれなくたってうちの父は「今年のは最高にうまい!よくできた!」
と自画自賛をするところがこわいところです。
2011年11月20日
収穫体験バスツアー
有機野菜の収穫体験バスツアー敢行!鹿児島中央駅を出発したバスは湧水町の園山農園へ。キャベツ畑でまずはキャベツをたっぷり収穫。農場長の弟が説明をしています

でっかいキャベツを収穫して大喜びのおこさま。顔より大きい

今年はあたたかいから虫たちも活発!キャベツ畑にたくさんいる芋虫(よとうむし)を捕まえた子がいましたよ。持って帰ったみたいです
同じ湧水町の高橋げんごさんの農園では里芋とごぼうを収穫!袋どっさりの野菜を抱えてみんな重そうでした。
そして大型バスはここでUターンができずに立ち往生


昼食は今回の主催者、さつまドリームファームの皆さんが用意してくれました。農場で飼われている黒豚と湧水町でとれた野菜を使った豚汁、新米のおにぎり、そして湧水町のきれいな水で育ったマスの塩焼きも美味しかった


2011年11月19日
虫注意報発令中
来週からやっと冬らしくなりそうです。
しかし今朝の大雨と突風はすごかったですね!出水の杉村農園では大木が2本もなぎ倒され、自宅へ上がる唯一の道路をふさいでしまいました。
その他の各地でも大荒れの一日だったようです。
きゅうりなど夏野菜シーズンだったらぞっとしますね。
暖かすぎて野菜も虫も元気です
これだけ虫がいるんだから農薬をかける人たちは大変だと思いますよ~
有機農家は何も対策なしではお手上げなので、最初から防虫ネットなどをかぶせています。それでももぐりこんできて食べられますが・・・
明日は霧島山脈をめぐるバスツアー、行き先はキャベツ畑とごぼう畑です。天気はよさそうですね。いつも行ってる自分の畑にバスで行くというのも変な感じです0(^-^)0
ふつう見学などではなるべく野菜がきれいな状態のところを見せるんですが(有機農家心理で)、今回はあえて虫に食われたキャベツ畑です
ところどころで大発生してる虫の大群から拾い出すように収穫しています。
お客さんから「きれいなキャベツですね~!」と言われるんですが、実はこうやって“きれいにして”出してるんです。
「僕たちが畑で見る虫と、お客さんがキッチンに立ってさぁ料理しようという時に出てくる虫とは違うんだよ」と研修生には教えています(^^;) 皆さん悲鳴をあげるのがふつうだと思いますからね
そのまま飼ったら蝶みたいなのになりました、という方も稀にいますが
2011年11月17日
秋の収穫祭
田植え・生き物調査・稲刈り・収穫祭と4回にわたって米農家の橋口さんの田んぼへ通いました
最後はたんぼの害虫や雑草を食べてくれた合鴨たちに感謝し、そのいのちをいただくというテーマ


自然の中では遊び方無限大!バーベキューそっちのけで子どもたちが夢中になったのはこれ


来年はもっとパワーアップしたイベントになってるはずです

2011年11月12日
玉ねぎは不作の年か
先週のオーガニックフェスタは無事に終わりましたが、11月はイベントづくし。明日は合鴨米つくりの最終章、収穫を祝って収穫祭があります。
16家族が参加している合鴨教室ですが、明日は最後とあって50人ほどが集まる予定です。こどもたちにとっては色んな意味での“収穫”があることでしょう。
今年の秋は農家にとっては厳しい秋になりそうです。
あちこちで聞く話が、玉ねぎの苗がうまくできていないとのこと。
9月に種まきをして苗を育て、11月中には広い畑に植えなおすのが一般的ですが、今年はなんせ雨が多かったですね。
霧島・出水・指宿と相次いでうちの生産者の苗に病気が・・・
葉先が枯れたり、太らなかったりしているようです。
こういうときに農薬は魔法のように効くんでしょうが、ここではもちろん使わないし、使い方もみんな知りません。
こういうことは幾度となく体験しているので、免疫というものができてきますよね。何かがだめでも他の野菜がよければいいだろう、ということで色んな種類を植えていますよ
でもキャベツや白菜や他の冬野菜もとれはじめたし、久木田さんの色とりどりのさつま芋も好調です。
オレンジ色のにんじん芋から時計回りに紅はるか、安納赤、安納白、紫芋、紅あづま、コガネセンガンです。紅あづまだけは杉村さんの作です。コガネセンガンはほこほこ、人参芋や紫芋はしっとりしていてそれぞれ美味しい!見ているだけでも面白いですね~
2011年11月11日
オーガニックフェスタダイジェスト

前夜祭では有機の新米でもちつき大会、ライブ演奏・・・これ電気を自転車発電からとっています
こぐのをやめるとマイクが聞こえなくなります こんな風にして電気はうみだせるんですね。
若けぇもんの会の芝ちゃんが福島の農家に手紙を渡しにいったエピソードを報告しました。
フェスタ当日は快晴!天気予想を覆すほどのパワーがフェスタにはありました。
食の家族&園山農園のブースもにぎわいました。大根200本、ニンジン300kgが完売、キャベツや里芋などもたくさん売れました。
農場スタッフががんばって収穫して販売もしてくれました

キッチンエリアのお店もたくさんの人だかりで行列ができていました。今年で4回目となるフェスタも少しずつお客さんが定着してきたようですね。なにより出店者の方々が厳しい基準の中で有機食材などを使ってくださっていることに感謝したいと思います。
来場者は去年並みの4万人。ごはんを食べるスペースも常に満席状態でした。こどもたちが遊ぶ遊具も大人気。竹のブランコにアスレチック、夢中になるあまり迷子も何人かでました。お母さんたちも買い物に夢中だから仕方ないですね~
ごみの分別もがんばった結果、去年よりだいぶ減らすことができました。出店者の皆さんのご協力、ボランティアや実行委員もがんばってくれました

毎年のことながら食の家族会員の徳永食堂さんのがんばりには頭が下がります。メニューは何カ月も前からオーナーが熟慮して1ヶ月前から仕込みを開始。園山農園のにんじんや杉村農園の九条ネギやピーマンをたくさん使った揚げピッツアは初めての味で美味しかったです。そして野菜をふんだんに使ったラタトゥイユ丼も素晴らしかったです。いつもスタッフ総出で参加してくださいます。
年明けの指宿菜の花マラソンにもみんなで参加するんだとか。打倒食の家族の若手メンバーだそうで・・・負けないようにこちらもがんばらねば!以上オーガニックフェスタダイジェストでした。
2011年11月04日
オーガニックフェスタは明日の前夜祭から
土・日のオーガニックフェスタに黄色信号点灯!
雨マークが出ていますね。なんとか変わってほしいものです。
明日は前夜祭もドルフィンポート前でやっていますよ。キャンドルナイトに自転車発電の演奏。そして福島の有機農家に手紙を届けに行った芝ちゃんレポートもあります。
今年のオーガニックフェスタでは何を売りましょうかねぇ~
キャベツに人参、ほうれん草、枝豆とほかにはあんまりないもので勝負しようと思います。
うちの畑がある湧水町は標高が400Mあるので夏は涼しいんです。そうすると他の人より早めに秋野菜の種を撒くことができるので、収穫も誰よりも早く採れます。
この時期の品数では負けませんが、売り方ではかなわない人がいます。
そう、何度となく登場している錦江町のまとじぃです
まとじぃは鹿屋の朝市に毎週土曜日にでかけて野菜を販売しているので、どうやったらお客さんが買うのかを分かっています。にんじんなら葉っぱをつけて新鮮さをアピールし、ごぼうは甘酢漬けを用意して試食してもらいます。
食べた人は「これは美味しい!」「どうやって作るの?」と聞いてきます。作り方を教えると「じゃあ買ってみようかな」となるわけです。
あとはデコレーション
低いところにばらばら~と野菜をたくさん並べていかにも楽しそうな雰囲気に・・・そして山で採った木の実などを飾って人目を惹きます。するとどこからか人だかりができてバーゲンセール状態になるんですね。
素晴らしい売りっぷりです。
あ、言っておきますがこれらをやってるのは8割がた奥さんですからね
まとじぃは売れても売れんでもって感じでお客さんと楽しくしゃべってますよ。その横で奥さんが10人ぐらいを一度に相手してるという光景を何度も見ました。本当に素晴らしいのは奥さんだ!
今回まとじぃ夫婦は登場しませんが、ぜひ食の家族ブースにお越しくださいね。お待ちしております。