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Posted by チェスト at

2011年02月27日

機械オンチじゃやっていけない農業

先週はパソコンのトラブルで会員さんと連絡がとれず、てんやわんやでしたひょえー

まったく機械とかパソコンにはうとい私で、持って生まれたものでしょうがこういう時にはちょっと困りますガーン


機械オンチというのははっきり言って農業を1人でやっていくのは難しいです、ていうか無理でしょう

なぜなら今の農業は畑を耕すために牛や馬を使うわけではなく、ほとんどはガソリンや軽油を使ってエンジンで動かす機械ばかりです

人との会話で「僕、農業をやってます」と言うと「じゃあクワで耕したりするんですか?」とジェスチャーまで加えて聞く人がいますが、今時クワで耕してるのはうちの生産者の花じぃのところぐらいです。

乗用のトラクターと呼ばれる機械であったり、後ろから人がついていく耕うん機などで畑をたがやすのが一般的です

こういうメカに故障はつきもの。厄介な部分だと修理に一日費やしたりするので、最低限メカの構造ぐらいはわかっとかないとやってられません!私は詳しくないので父や弟にヘルプを頼みます。弟は自分で必要な機械を作るぐらいですから、めっぽう強いです。自分がやったらエンジンがかからないのに、弟がやったらすぐかかったりして・・・

また不思議なもんで機械オンチはよく故障させるんですよね~
「何か僕が悪いことしたのか?」と思うぐらいよく動かなくなります。そんな時も兄はプライドを捨てて“出動要請”するわけです。

まぁ役割分担ってことで(^^)

花じぃのところにも最近トラクターが来たらしいですよ。孫のじゅんき君が「もうクワで耕さなくていい」と言って喜んでいました。これから収穫量も増えることでしょう!写真のこれが【トラクター】っていう機械。うちのはまだ小さいほう   

Posted by 食の家族 at 22:19 │Comments(2)

2011年02月25日

とまらない噴火とヒヨドリ

春眠暁を覚えず・・・という季節になってきました。

この冬は寒すぎたせいか、少し気温が上がると暖かく感じます。なんとか風邪知らずの冬を越せそうです。

相変わらずと言えば2つの噴火と畑のひよどりでしょうか。ひよどりはヒトをこわがらないようで、じゃんじゃん野菜を食べてまん丸に太ってますよ(^^;)


夏野菜の作付け会議・有機ネットワーク総会・NPO設立パーティーのあった土曜日が終わり、日曜は大学の友人の結婚式で鳥栖に行ってとんぼ帰り・・・ハードな週末でした。鳥栖滞在時間わずか5時間、あわただしいですね~

それにしてもまだ部分開通のリレーつばめでも2時間強ですから、3月に新幹線が全線開通したら福岡までどのぐらいでいきますか?寝る暇ないですね

おかげさまで総会とパーティーは盛会に終わりました。会場のエイブルデリさんには色々と迷惑をかけてしまいましたが、皆さんに美味しい料理の数々を食べていただけたのはよかったと思います。あとで見たらビールにワインとかなりの数が出てましたよ~ 写真をたくさん撮ったのでアップします
  

Posted by 食の家族 at 12:37 │Comments(0)

2011年02月20日

有機野菜配達のNPO法人

昨年12月に設立した、有機野菜の宅配グループ「NPO法人かごしま食の家族」の設立記念パーティーが昨日、マルヤガーデンズ4Fのエイブルデリ・ガーデンズで開催されました。

理事長あいさつのあと、会員の正調さつま料理熊襲亭の黒川社長が乾杯のごあいさつビール

料理はエイブルデリおすすめの“デリシャスパーティーコース”で、食の家族の生産者の作った有機野菜や合鴨米をふんだんに取り入れてもらいました。彩りきれいで味も美味しい 生産者からも好評でした。

白ワイン・赤ワイン・カクテル類に焼酎も飲み放題とあって、ふだん飲まない会員さんもついつい飲みすぎてしまう一幕も・・・ビックリ

最後に参加した生産者が若い順に全員自己紹介 20歳、24歳、28歳×2、35歳、36歳、37歳、42歳・・・と若手の台頭が著しいですが、60代のベテラン組もまだまだ健在です。それぞれが自己PRをしたり、笑わせたりで会場は大いに盛り上がりました。

さぁNPO法人かごしま食の家族の船出です!もっともっと“家族”を増やしていきましょう♪  

Posted by 食の家族 at 21:29 │Comments(0)

2011年02月16日

農家の嫁は会社員

寒かったり、ちょっと暖かくなったりと三寒四温真っ只中です。

いよいよNPO法人設立パーティーが土曜日に近づいてきました。会場のエイブルデリさんに先ほどどっさりの野菜を届けてきました。どんなスペシャルメニューが並ぶのか楽しみです!


パーティーの前には生産者会議もあります。この春から夏にかけてどんな野菜を作ろうか、農家どおしで調整をすることになります。
12軒の有機農家が基本的には旬の“セット野菜”を会員にお届けするNPO法人かごしま食の家族パチパチhttp://shokunokazoku.com/

年間を通して60種類以上の野菜をみんなで作り、セット野菜をにぎやかにしなくてはいけません
12軒の中で後継者がいるのが7軒。このご時世にあっては高い数字です。2代目の平均年齢は30.5歳ヒヨコ20歳の3代目もいますよ
若いパワーを結集してこれからがんばっていきたいと思います



話は変わりますが「リビングに奥さんが載ってましたね!」と会員さんからたくさんメールをいただきました。失礼ながらリビング新聞ってすごいんですね(^^;) 

農家の嫁”と言えば一緒に農業するのが当たり前という風潮があって、選択権がこれまで少なかったように思いますが、これからは女性の時代!自由に外で働いてもらおうじゃないか、というのが今の若い世代にある考え方です。

うちの奥様も外で会社員をしてるひとりですが、結婚前に「農業はしなくていいよ」と私が言ったことを未だ信じていないみたいです(^0^) 無論、自分からしたいと言うならば拒みませんが・・・。
  

Posted by 食の家族 at 15:59 │Comments(0)

2011年02月14日

グリーンピースも食べるんか~い!

今日もまた雪になりそうな冷たい雨です・・・

うちもついにひよどりにやられました。伸び盛りのグリーンピースが餌食に!
やつら何でも食べますよ~


人がいるときはどうやら満開の椿の木に止まってるみたいです

観察してみると、ピーチクパーチクしながら「次は何を食べようか」話し合っているようです

人がいなくなるとぱーっと飛び立って野菜を食べにいってますね!鳥だからといって侮ってはいけません
一斉に群れで来たと思ったら食べ尽くしてしまいます 参りました

それにしてもキャベツ、ブロッコリー、ちんげん菜、グリーンピースと容赦なく食べてるからか、まんまる太っています

はやく春になって飛び立っておくれ~   

Posted by 食の家族 at 17:45 │Comments(0)

2011年02月09日

ひょうたん型で名前がせつこ

こんばんは。今日はぽかぽか陽気でしたね。
野菜を食べ荒らすひよどり軍団もがぜん活発です。

ちんげん菜やブロッコリー、キャベツなどお手上げ状態です。家庭菜園の方は「虫にやられた~」と勘違いしてる方が多いですが、周りに鳥のフンが落ちていませんか?だいたいの場合、ひよどりです。


さて次回は指宿のじんのさんの野菜出荷の日です。食の家族は県内10家族の有機生産農家が当番制で鹿児島市内の事務所に野菜を持ってきて、それを袋詰めしてセット野菜で会員さんに届けています

じんのさんは福岡県出身で親が農業をしていたわけではない、大手ゼネコンの現場監督上がりで異色の経歴の持ち主なんですが、鹿児島に住みついて早5年ほど。


有機農業にもビギナーズラックってのがあるんです。


始めてから1年目に何でもうまくできて、おっ!これはいけるぞ!と捕らぬタヌキの皮算用。私もこれが得意でした。ところが落とし穴やトンネルがいっぱいあるのが自然相手の有機農業♪

うまくできたからって次の年うまくできるとは限らない。むしろできない可能性のほうが高い。それが分かってくると、よくできた次の年にはあえて作る量を減らす・・・

そうやって期待して手をかけたものほど失敗して、ほったらかしてたのが案外とお金になったりして。これもまた面白いですね。

「連作障害」というのもあります。土の消毒をしない有機農業では、同じものを続けて作るのはタブーで、必ず色んな野菜をローテーションで作ります(=輪作) 土の中に居座る、その野菜特有の病原菌を避ける狙いもあります


じんのさんもビギナーズラックに始まり、しばらく長いトンネル暮らしだったようですが、ここに来てメキメキと力をつけはじめて、この冬重さ1キロの人参が採れたそうです。大根ですね!


今度持ってくるかぼちゃはひょうたん型で名前が「せつこ」なんだとか


名前の由来を聞いたら「このかぼちゃの種をもらったおばちゃんの妹の名前がせつこだった」そうで、なんだかめんどくさいですが味は美味しいです。ただし煮物はNG、スープやポタージュが美味しいそうです
  

Posted by 食の家族 at 20:05 │Comments(0)

2011年02月06日

ひよどりが襲来!

少し暖かくなりましたね。
珍しく私はこの冬まだ風邪をひいていません。寒すぎて油断がないのがいいのかもしれません。


畑では今ひよどりがすごいです!

屋久島のたんかんの生産者が「7割は穴をあけられた」そうです。果樹園を走り回ってひよどりを追い出してるそうなんですが、それでもやられたそう(- -;)

こんな話をほかの生産者にすると、「わたしもやられた」「うちも被害に遭った」という“被害者の会”が発足しました。今年は異常に多いそうですよ。

真戸原さん(通称まとじぃ)の畑でも植えたばかりのキャベツの苗が一斉に食べられたそうですが、それ以上に驚いたのはちんげん菜!

「一株に1羽ずつ乗って食べている」というんです。
※決してまとじぃはウソつきではありません。もはや私にもその光景が浮かびません!とにかく食欲旺盛らしいですね

ある生産者が「ひよどりは鶏インフルにならないのかね」とポツリ。それに対して誰かが「有機野菜ばっかり食べてればかからないんじゃない?」と。確かに・・・

自由に飛んでエサを食べまわる野鳥たち、彼らは病気になったりするんですかね?健康なら体力もあって病気に強いような気もします

口蹄疫や鶏インフル・・・解決の糸口はこんな日常会話の中にあるのかもしれません。
  

Posted by 食の家族 at 22:15 │Comments(0)

2011年02月02日

堆肥づくりをお手伝い

2月に入って少し暖かくなった気がします。
しかし新燃岳は依然活発に噴火していて、全国ニュースでも取り上げられています

長引くようなら夏には風向きが変わってうちの会の生産者の畑も直撃するでしょう。そうなると農業そのものの存続が危ういです

被害に遭われてる方々にはお見舞い申し上げます



1月の寒さで野菜の生育は遅れ気味ですが、これからの暖かさに期待したいところです。

が、今一番心配しているのは野菜の「トウ立ち」

これだけ寒かったため、急に暖かくなると植物は春がきた!と察知して花を咲かせ、種を作り、子孫を残そうとします

どの野菜も3~4月になればこういった現象がおきますが、今年は早まるかもということで警戒しています。こっちの警戒レベルは引き上げられています(^^;)


さて今日は紫原中学校の2年生3人が職場体験に来ています

午前中は堆肥作りの手伝い。園山農園は鹿児島市内の清掃業者さんが持ってきてくれる刈り草や落ち葉と鶏ふんなどを使って堆肥を作り、それを畑に入れて土を作り、野菜を育てています

有機農業は自然にあるものを使って作物作りに活かす、いわば循環型の農業。自然界にない農薬や化学肥料を畑に投入する一般の栽培と比べると環境にもヒトにも優しいですね(^^) こういう農業がもっと広がればいいですが

それにしても職場体験で「有機農業」とは・・・ 意味は理解できなくても何かを学んでくれたらいいですね。100人に1人でも将来の仲間が増えることを祈って・・・明日は栗野岳へ、あさっては野菜の配達を体験してもらいます。
  

Posted by 食の家族 at 12:37 │Comments(3)