2012年05月16日
機械レスキュー
今日は食の家族が野菜をお届けしている鹿児島三育幼稚園・小学校の畑を耕うんする日です。
毎年さつま芋作りをされているんですが、そこを機械で耕すのはいつも私の役割です。最近ぽんこつ耕うん機
の調子が悪かったんですが、そこは長年面倒を見てきた父が故障を直してスタンバイ
です。
天気がもてばいいですが・・・
きのうは我が家のスナップエンドウをゆがいて食べたら「甘っ!」でした。
変なもので農業に使う機械もキカイでありながらクセをもっていることがあります
寒いときにはエンジンがかからなかったり、動かしすぎるとオーバーヒートしたりと、このへんまでは想像がつくと思います。
問題はその先です。
突然の故障・アクシデントが起こったらたちまち農作業はストップ。わたしはもともと機械には詳しくないのでレスキュー隊を呼びます

駆けつけた隊員はまずどんな症状かを確認。すぐさま応急処置をほどこして病院へ搬送。医者が適切な処置をほどこします。
園山農園の場合、レスキュー隊が農場長の弟、病院は作業小屋、医者が父というところでしょうか。
機械の特徴を理解してしっかり故障を直します。
もちろん、それでも手がつけられない場合は大きな病院(農機具屋さん)に連れて行くわけですが・・・
「百姓」は野菜だけ作れてもだめで、農業、機械、経済etc幅広い知識をもっていなければ成り立ちません。
まだまだ2代目は百姓である親父さんたちには遠く及びませんが、10年後、20年後にそう呼ばれるように経験を積んでいきたいと思います
2012年05月15日
ズッキーニの人工授精
久しぶりの待望の雨
それまでは乾燥状態でナスやトマト、キュウリという夏野菜の苗たちが苦戦する中、さすが原産地がメキシコの乾燥地帯といわれるズッキーニさんは元気です
今は見事な花ざかりで実をぼんぼんつけています。
ところが今年は梅雨入りが早そうですね~
ズッキさんは梅雨に入るとたちまち弱ってしまう短命政権。
病気が入ったり、実がつきにくくなってしまいます。
ここでズッキーニの人工授精についておさらい。
よほどハチなどがたくさんいれば別ですが、ズッキーニは人の手によって花粉をつけてあげる必要があります
上の写真で右上にあるのが雄花。左にある、ぱかーっと横に向かって花が咲いてるのが雌花。そして右下は授精がうまくいって実が大きくなりつつある果房ですね
雄花にはこうやってたっぷり花粉がついていて、これを授精能力が高い早朝に雌花の柱頭へとつけてあげます
これが雌花の中身。あの中心部分に花粉をつけてあげると作業は完了。早起きさえできればいたって簡単です。
授精がうまくいったら2~3日後には実がどんどん大きくなっていきます

大きくなったら緑色に変わります

というのは冗談で、黄色と緑色のズッキーニがあります
緑のほうが作りやすい気がします。でも食欲がでるのは黄色かな。うすくスライスしてオリーブオイルでさっと炒めて塩こしょうするだけで美味しい

トマトなどと煮込んで、おしゃれにいえばラタツゥーユ風にするとまたうまいっす

家庭菜園でも作りやすいけど場所をとりますよ。お隣のズッキーニとは1メートルぐらい離しましょう。
2012年05月09日
ツワむき職人
紫外線が強くてタオルをかぶっていても突き破ってくる感じです。
UVカットのメガネがほしいです。
うちの父の紫外線対策↓
飼料袋を“みの”のように背負っています

豆類がとれはじめましたよ~ これはグリーンピース

これはさやごと食べるスナップエンドウ

野菜を配達している天文館のお店に「ひご家」という居酒屋さんがありますが、そこの料理長は20代のしんやさん。
配達する時間にはだいだいいつも大根を細~く切って刺身のつまを作っています。包丁さばきはさすがプロですね。忙しそうですが私の質問攻めにちゃんと答えてくれます
しんやさんによるとスナップを茹でるのは熱湯で4分がベスト
ソラマメもすじを取るなら4分、取らないなら4分30秒だそうです。塩をたっぷり入れて茹でてカウンターごしのお客さんに「へい!お待ち~」という感じでしょうか。
それから皮むきの面倒くさい山菜のツワ。
この料理長にかかれば超あっさり皮がむけました

届いたものをそのまま、両端を持って腕のしなりだけでたった2操作で1本を完了。
これなら皮むきも楽しいですね。
まっ、私がやってもできませんでしたが・・・

こちらがひご家さん

「うちの野菜を使った一品を」
と頼むとしんやさん、こころよく即興で作ってくれます。
いつも無理言ってすみません

有機野菜の味を活かした薄味で、うまみがたっぷりの料理が多いです。
お試しにどうぞ~
ひご家
http://higo-ya.jp
2012年05月06日
タケノコスカイツリー
こんにちは。長い休みも今日まででした。
ゆっくりしましたか?
原発は全部止まりましたが電気はついていますか?
私はGW中結婚式に出たり、タケノコのスカイツリーを眺めたり、畑の玉ねぎを収穫!という感じでした。
去年は世間の人の流れに添って高速道路をひた走って、ひどい渋滞に遭って疲労困ぱいでした。
杉村えいじさんが「休むと体がキツイ」と言うように、農家に長い休みは要らないようですね。
そのエイジさんのキャベツがたくさん採れはじめました。
「年中無休」のえいじさんのGWの生活がちょっと気になります。
「ゴールデン? 百姓は働かんば!
」と言っていたのできっと畑に出ていると思います。
豆類もスナップ、グリーンピース、ソラマメと収穫を迎えます。
これこそ旬は短いのである時にたくさん食べないといけません!
そういえばタケノコも食べられる時期が短いですね~
園山農園湧水農場スタッフの順くんが
「朝はまだ小さかったのに、夕方には自分の背丈を超えていた
」とかウソのようなことを言っていましたが、あの成長スピードはすごいですね。
私はスカイツリーに行けない代わりに妻のおばあちゃん家の竹山で、天まで伸びていこうかというタケノコツリーと格闘していました。
あれは毎年切り倒さないとすぐに竹林になってしまいますからね
出始めはあんなに可愛いのに、ああも厄介者になってしまうとは・・・
さぁ夏です
トマトもキュウリも植えました。休み明けは本格的な忙しさがやってきます
すでに紫外線の強さを感じながらの畑作業ですが、皆さんも体を徐々に戻していきましょう。
2012年05月01日
とろとろぽよぽよ
今日はお米の生産者、澤田たみ子さんが手作りのあきまきを持ってきてくださいました
「今年はあくまきの注文が多いねぇ!びっくり!」と驚いていたたみ子さん。
注文が多くて許容量をオーバーしてしまったようで少々お疲れ気味です
なんせGW返上ですからね。
もともと農業にGWなどという概念はありませんが
私も大概のものは母が手作りするため恩恵を受けていますが、あくまきはさすがに作らないので、たみ子さんのあくまきを食べています。食感はゼリーのようでスイーツ感覚で食べられます。
色んな食べ方があるらしいですが、去年わさび醤油をつけて食べてみたらとても不思議な食感でした。おとなの食べ方ですね! きな粉は自家製有機大豆!
2012年04月29日
アースデイ
で、人参つめ放題も・・・
アースデイかごしま大成功♪
2012年04月29日
加工して売る
最近晴れと雨が交互にきていて農業をするには理想的な天気です。
気温もぐんぐん上がるしで野菜の苗が勢いよく育っています
さつま芋農家がいよいよ始動
霧島市福山の久木田農園のいもの苗植えが始まりました。
今月で連載が最後となった情報誌「フェリア」でも紹介しましたが、久木田さんは芋農家の本格派。すごい数の苗を作りGW中もぶっ通しで植え続けます。6月まで植え続けるとか(-0-;)
実に40種類ものさつま芋を植えていて、冬場は奥行き20mはあろうかというほら穴に貯蔵しています。
このさつま芋を使ってからいも飴や水飴などを商品化しています。
ほかにも久木田農園のさつま芋を使った焼酎も売っています。
この「燃ゆる想い」という銘柄、お湯割りで飲んだらサイコー
ですね。
どんな有名な焼酎よりもウマイ!と私は思います。
考えてみると生産者手作りの商品ってけっこうあります。
これから忙しくなる合鴨米農家の澤田ファミリー
お母さんは端午の節句に向けてあくまき作りに取り組み中。
米粉のパンも作るしお餅もつくし、ついにはせんべい焼き機を買ったらしいです!ほんまかいな?
これから色んなイベントで登場してくるでしょう。
旬の時期に沢山とれたものを加工して売るのも、また農家の知恵です。
澤田ファミリー
写真は田植え前の頃 よっ
大規模農家

2012年04月24日
虫たちも出番だ!
もうそろそろ苗を植えても大丈夫な時期になりました。
苗を作っているハウスはトマトにキュウリ、なす、ピーマン・・・夏野菜が出番を待っています。
GW前までには全部植えてしまいたいですが、並行して収穫もあるため忙しいです。
スナップエンドウの花もたくさん咲いています

5月に入ったらソラマメも採れるし、楽しみなシーズンです。
しかし虫が増えてきましたね。
暖かくなると虫との勝負です。たぶん野菜と一緒にみなさんのところにもいっているかもしれませんが、小松菜やほうれん草にたまごを産みつけていますもんね。
でもそんなにこわがらないでください。
虫だって安心な環境でたまごをうみつけたいので、薬がかかってない野菜を見つけてそこにぽとんと産むんですね。
「虫に聞いた好きな野菜ランキング!」の上位にランクする小松菜やキャベツなどは格好の標的なので、虫が多い夏場はまず無農薬ではムリです。ハウスなら別ですよ。
なので夏場はランキングの下のほうに来るツルムラサキやモロヘイヤ、エンサイなどの葉野菜を育てます。
でもね~ 虫が苦手なものは人も苦手だったりするんですよね。
今年は美味しい食べ方もぜひ知ってもらいたいですね。
わたしは苦手な野菜はまずありません。それぞれにいい味を出していますので、皆さんにはそのおすそ分けの延長という感じでしょうか。
楽しみなシーズンです
2012年04月18日
春キャベツ
夏のような日差しですね!
杉村さんの春キャベツが少しずつ巻いてきました。
あとは天敵のヨトウムシや青虫が出てくる前にどれだけ収穫できるか、これがポイントです。
この時期は無農薬でも比較的作りやすいです
それは9月に種をまいて11月ごろ苗を植えだす→3~4月で収穫という春キャベツタイプ 
これは寒い間にじっくり根を張って春になると巻き始めるので、虫が少ない時期に生育するから作りやすいんですね。
一方で秋から冬にかけてお届けしていた園山農園のキャベツは、7月種まき→9月苗を植える→11月から収穫の秋採りタイプなので難易度がちょっとあがります
虫がいっぱいいる時期に生育させるので、防虫ネットなど色んな道具が必要です。
一般のキャベツ作りでは、使われる農薬の成分回数別で春キャベツタイプが8回、秋採りタイプが20回(鹿児島県の場合)ということからも秋は難しいってことが分かりますよね。
ましてここのような無農薬キャベツ作りは虫との闘いの歴史でした
20年前は虫食いだらけのキャベツを届けていたこともあったそうですが、今は病気や虫に強い土ができてきたのだと思います
そんな杉村さんのキャベツがこれからたっぷり採れると思います。
「わしは年中無休じゃ~ わっはっは~
」と70歳を超えてもなおたくましい栄治さんは毎晩しこを踏んで柔軟体操をしているんだとか。どすこい!相撲取りか
一生現役でがんばってもらいましょう。
出水の杉村農園は絶景です

2012年04月14日
逃げられないシカ
雨と晴れが交互にきてる感じで農家にとってはありがたい天気です
明日は鹿児島市議選なんですが、かごしま食の家族の理事長、小川みさ子さんもラストスパートがんばってます。
福井県ではもう原発を動かそうなんていう話もあれば、がれきの広域処理も危険性が知らされないまま鹿児島も前のめり
安心して農業をやりたいものです。
食の家族の生産者陣、ちょっとピンチですね
体が資本とはよく言ったもので、事務仕事ならなんとかなっても農業は体調が万全でないとなかなか仕事になりません。
ケガや体調不良のときに働くと、「こんなにも全身を使っているのか
」と驚くことがあります。
別にわたしが体調わるいわけではありません。以前腰痛になったときにほとんど畑仕事ができなくて、健康はありがたい!と思ったのです。
無理せず毎日8割の力でいきたいですね~
おととい湧水農場で仕事をしていたら白昼堂々シカが入り込んできました。
周囲にはシカよけネットを張り巡らしているのにどっからか飛び越えて入ってきて・・・
こちらに気づいて逃げ出そうとするものの、入ったはいいが足場がわるくてネットを飛び越えられません。これは正直まぬけな写真ですよ(^0^) ネットにもろ突っ込んでますからね
驚異的なジャンプ力を持っていて2メートルぐらいは飛び超えるシカも、硬い足場があってある程度助走しないと、50センチも飛べませんね。
健康であっても、力を発揮できる環境にないとダメということですね
2012年04月13日
有機農家っぽい畑
今週は久しぶりのまとまった雨でした。
これは水不足だったほうれん草やほかの野菜が爆発しそうな予感です
露地ものはコントロールできないので、雨が降らなければみんな大きくならず、雨がふれば一斉にぐぁぁっと伸びて収穫が追いつかないパターンです
ズッキーニの苗が待機中。もうすぐ畑に植えます。

先日まとじぃの残した畑を見にいってきました
さぞ草が伸び放題になっているかと思いきや、ちゃんと奥さんたちが草取りをしていてきれいなものでした。
春じゃがはクワで土寄せをしてしっかり育っていたし、ソラマメがかなり好調!あれは期待できます。5月ごろ収穫でしょうね~
これがソラマメの花。不思議な色使いです
下がソラマメ畑けっこう広いです
大根占は大隅半島のはるか南のほう、鹿児島市内からフェリーを使って2時間半かかります。
それはそれは農業の盛んな地帯で、春じゃがにタバコ、さつま芋もそろそろ植えつけという畑も多く、日本の食糧を支えてる食糧基地という感じです
そんな畑だらけの農道を走っていても、やっぱり有機農家っぽい畑って分かりますよね(^^)
畑にやたら草が生えている(わざと生やしているんだという人もいる)
この時期行くと花盛りになっている
ひとつの畑に色んな種類を植えている
これだけヒントがあればきっと見つかるでしょう。
周りは整然とひとつの作物が植えてあって、草一本生やさないという農家もいます(除草剤によって生えなくなっているとも言う)
広大なまわりの農家を見ていると、有機農産物が全体のたった0.2%の少数派だっていうのを自覚しますよね。

マルヤガーデンズに入っている会員のお店、エイブルデリ・ガーデンズで山菜のペペロンチーノ食べました。こごみとワラビを使っていて春の味でした
上は有機野菜のブルデリサラダ
こういうお店もたくさん増えてくれることを願いつつ野菜作りがんばります
2012年04月11日
サトイモ逆輸入
お盆前には早掘り里芋を収穫するぞ
とはりきっていた指宿のまえぞのさんでしたが、雨で植えるタイミングを逃していてこの前やっと植えたそうです。
里芋は3~4月ぐらいに芋を植えて、早ければ8月には初物の収穫が始まります
【写真は収穫前、秋ごろ】
何年か前にうちの畑で大きな里芋がごろごろ採れたことがあって、それを見たまえぞのさんが驚いて、その種芋を分けてほしいと言ったのでいくらかあげました。
すると指宿でも立派な里芋がとれてご満悦(*^0^*)
今度はうちの種芋が年々減ってきたので、今年は前園さんの芋を分けてもらうことになりました。
つまり「おかえりなさい
」
ということになります。
サトイモを台所でほったらかしていると芽が出ませんか?
それを今ぐらいに植えておけば秋には収穫できますよ
子芋を植えればまず大きな親芋が土の中にできて、それにまた小さな子芋がたくさんついてきます。次の年は親芋を植えても、子芋を植えても
です。 お試しあれ
2012年04月04日
突風でマルチ飛ぶ
きのうの朝の暴風、大雨は台風並みでした
関東のほうよりはまだよかったのかもしれませんが、かぼちゃ農家がハウスを吹き飛ばされたりしたそうです
風がふいて厄介なのはマルチが飛ばされるということです。
マルチというのは野菜を植える前に土の上に被せる黒いビニールのことです。
あれは機械でうね立て(土をマウンド状に盛ること)をしながら被せていくんですが、しっかりと土で抑えていないと風で簡単に吹き飛んでしまいます
マルチをうまく被せるのも実は技術がいるので、農業を始めた5~6年前はよく風が吹くたびに飛ばされていました。
飛ばされたマルチは長さが数十メートルとか、長いものは100メートル以上もあるので台風の時などはそれが龍のごとく勢いよく舞い上がって周りの木にひっかかったり、送電線にひっかかったりとそれは大問題になります。
うちの畑の横の杉林には、5年前に飛ばされたマルチが未だこいのぼりのように泳いでいます
どうがんばっても届かない高さなので回収できません。
マルチにも色々あって黒いのは光を通さないので草が生えない。
透明なのは光が入るので中の地温が上がりやすいというメリットがあります。
最近では銀色マルチもよくみかけます。
夏場の野菜に使われますが、日光を反射させるため
猛暑をしのぐのにいいみたいです。
野菜も人間も最近の猛暑には耐えるというより避けたほうがいい気がします。
春が短い最近の気候を考えれば、もう夏はすぐそこに来ています。
体力をしっかりたくわえたいと思います
2012年04月03日
ヒペ様
養鶏場を案内するより先に山菜畑を見せてくれました。
養鶏より実はこういう山菜で楽しんだりするのが好きなんだという。夜は万葉集を読みながら・・・という風情のある趣味
かつおぶしみたいなのがついているのでそれを取ってから使いますよ。丸いところが開いてしまったら商品価値が落ちるそうだ。さて鶏小屋へ これが僕たちの卵を産んでくれる“ヒペ様”ことピペコネラというにわとり。黒っぽい鶏で、この肉も大変おいしゅうございます

エサは豆腐やさんからもらってくるオカラや、米ぬか、規格外の米、トウモロコシ、おがくずなどに土着菌と黒麹菌を混ぜ合わせて発酵させて作っています。発酵飼料にすることで消化がしやすくなり、菌の増殖を促すことでタンパク質が増え、動物性のタンパク質の給与が少なくて済むそう。トウモロコシは2割程度なので、黄身の色が薄いです。味は・・・それは美味しいですよ

あと10日遅かったら背景の桜が満開でサイコーだったところですが 迫田さん、まだまだ元気に鶏を飼ってください
2012年03月28日
後継ぎ問題
先週大先輩農家であるまとじぃが急逝してしまいましたが、畑がかなり広いまとじぃ一家に後継ぎ問題が急浮上しています。
もっぱらそれを心配しているのは周りの私たちですが・・・
今度息子さんふたりが金時人参と大根をはるばる運んできてくれるそうです。
それぞれ県外で仕事をしていますが、今週までこちらにいて手伝いをしてくれているそうです。
農家の息子といっても、今までパソコン仕事をしていた人がそう簡単に農業なんてやれるもんではありません。
ましてや都会の生活に慣れた若者が田舎の、それもインターネットのスピードが非常に遅い
(らしい)ところで生活すること自体無理があるのかもしれません。
それでも判断するための材料を見せる必要はあると思います。
食べる人たちと直接つながれるこの農業はとてもやりがいがあります。自分で作った無農薬の野菜に囲まれた健康的な生活も、ここに集まる農家の仲間たちとの交流も楽しいし、そして何より人に誇れる職業です。
私も始めて1~2年はあまり面白さを感じなくて、畑から帰ったら野球ゲーム
というお恥ずかしい生活をしていました(笑)
でも今はやることいっぱいで忙しくしています。やっててよかったと今思います。有機農業のこれからの可能性を信じています。
てなことをお二人には話そうと思います。
帰ってきてくれたら嬉しいです。
2012年03月27日
支援野菜で被災地を応援
菜の花がきれいです。
このあいだは大根を500本収穫しましたが、200本ぐらいだめなのがありました

去年12月~今年1月にかけてが寒すぎたため、土から出ている青首の部分が傷んでそこから中まで腐ったり黒ずんだりしています。
傷んだ部分をカットしてあとはいつこさん(母)がせっせとスライスして干しています。しかし収穫の度に200本は追いつかない・・・

ということで支援大根として販売中。 頭をカットした大根なので普通に使えます。干し大根を作りませんか?
もちろん干し大根でなくても、おでん食べ放題をしてもいいです

自由に料理してください。
ちなみに「支援野菜」というのは昨年の震災以来、かごしま食の家族が行っている取り組みで、生産者が出荷できない規格外の野菜を会員に買ってもらい、収益を被災地に寄付しようという取り組み。
寄付先はNPO法人アトピっ子地球の子ネットワーク
というところです。http://www.atopicco.org/
被災地のアトピーやアレルギーのこどもたちなど、災害弱者の支援をしている団体です。
末永く支援していきたいと思います。
2012年03月21日
カレー解禁
今日は快晴でしたが少し空気が冷たかったです。
桜の花がちらほら見えてきているようです。
春は別れのシーズン、そして新しい出会いのシーズンでもあります。
冬の野菜にさようなら、春の野菜にこんにちは
玉ねぎは年中必要だとよく言われますが、なければないでなんとかなります
新玉ねぎが出てくるのがだいたい早くて3月からで、この場合、極早生(ごくわせ)とか早生とかいう早く収穫ができる品種を植えます。
5月ぐらいに採れるのは「なかて」、6月以降は「晩生(おくて)」などと呼ばれます。わせもおくても種まきは同じ9月ぐらいなので、おくては収穫までに
10,11,12,1,2,3,4,5,6! なんと9ヶ月!
こんなに時間がかかる野菜はなかなかありません。
わせ系はご存知あまり日持ちがしません
おくては実がしまっていて保存が効くので夏の終わりぐらいまでは食べることができます。

それにしても半年ぐらいは“玉ねぎのない”シーズンがあるわけですが、その間ほとんど食べなくたって私の場合、体が玉ねぎを欲しがることはありません
旬のものに慣れているからであって、ない時はその分美味しい旬野菜がいっぱいあるからそれをたらふく食べます。
「あるときにたくさん食べる」
これが有機農家の基本です。
でもカレーはやっぱり玉ねぎがいりますよね~
これからはカレー解禁、玉ねぎをじっくり炒めて甘みたっぷりカレーをイチローのように毎朝食べたいです。
2012年03月19日
雨、多いですね
ついに水菜も花が咲いた・・・
残る葉物はホウレンソウぐらいか
かごしま食の家族は露地ものを基本にした有機野菜の宅配グループ
露地物はどうしても品薄な時期があるんですよね~
でも夏野菜も順調に生育中。しかし雨が多いな最近
2012年03月17日
太陽光パネルのこんな使い方
と思わせる今週の崩れぶりです。
2,000人パレードはとても賑やかでポジティブなものになりました。
鹿児島中央駅前の広場はたくさんの人で溢れ、鹿児島がひとつになりました。
パレードを引っ張るトラクター部隊にはうちのお米生産者の橋口さん、澤田さんが乗って2時間あまり、田んぼの代かきより低速で走りました。
トラクターも道路を走るときはナンバープレートの着用が必須です。
橋口さんは新品の大型トラクターだったので、スピードを出せば時速30キロぐらいは出るでしょうが、こどもたちに合わせてなのでゆっくりと動いていましたよ
今はじゃが芋・里芋を植えたり、大根やほうれん草の種まき、そして夏野菜の苗作り。
苗作りに時間がかかるトマトやナスはすでに生育中。これからピーマンやにがうりを蒔きます。キュウリやカボチャは比較的早いので後半に蒔きます。
いずれにしてもまだ霜も降りるので暖かいハウスの中で可愛がってやるんですが、霜の恐れがなくなる4月中旬に畑に植えられるように逆算しての種まきです。
1週間ぐらい雨続きだったのでここ数日の晴れ間のありがたかったこと!
うちの畑は太陽光パネルで発電した電気を、シカ除けの囲い柵に流して追い払っているんですが、晴れてる日はやっぱり調子がいいですよね。
柵に触ってビリッときたら逃げていきます。それでも入られて野菜を食べてることがあるので、雨の日に狙ってるのかな?動物は頭がいいですからね~
こちらも非常用電源を配備しましょうかね~
足元から脱原発!
2012年03月14日
3・11パレードと新玉ねぎ
しばらくいい天気でありがたいです。
これに乗じてせっせと干し大根を作っています。
日曜日のさよなら原発パレードも天気がよくてたくさんの人々が参加しました。ここのところ桜島がまた活発なので灰もすごかったですが。
放射能も灰みたいに見えたら、みんなイヤですよね・・・
いよいよ玉ねぎシーズン突入だ!
振り返れば昨年9月、雨続きの中で種を蒔いた玉ねぎは苗の生育鈍く、今シーズンの不作は決定的でした。
玉ねぎは生産者みんなが作る王道野菜ですが、みんな苗の出来が悪くて小さな苗を植えたものです。
わるいなりにも冬のあいだ根を張り、暖かくなってしっかり玉を太らせたこの野菜たちのハングリー精神は大したものです。
人間にできることは育っていく環境を整えてあげること。
9月に種を蒔くなら2ヶ月ぐらい前には畑の準備を始めてその野菜に適した肥料をやって土を作ります。
前作との相性もあります。前のシーズンにその畑で作っていたものとの相性が悪ければ上手に育っていかないから、前の1年も大事になってくる。
もっと言えば立派な野菜が採れるまでにどれほどの年月がかかるか。長い時間をかけて土の中の成分バランスを作り、微生物などの生き物たちを育て、植物が健康に育つ環境を作ってきました。
今この玉ねぎが育つまでにどれほどの時間と労力を積み上げてきたのか、これは単純に言えないところがあります。
畑が汚されるのをだまって見ているわけにはいかないんだと思います。
なんかしんみりしてしまいましたが、本当は楽しく農業できたらそれでいいんです!

