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Posted by チェスト at

2012年02月29日

色づいた九条ネギ

快晴で気持ちがいいですね晴れ
こんな日は畑仕事がよかった!

きのうは急に寒くなって風も強いし今日はぽかぽかだし・・・植物も温度変化に対応できないのでは?





暖かくなると野菜が“とうだち”してくるため早く収穫しなきゃと慌てます。上の写真↑ホウレンソウも草も元気ですが、野菜が上を向いてきているのがわかりますか? これがとうだちの前兆ムフッ寒くて下を向いていた野菜たちが暖かくなると花を咲かせようと上を向いてくるんです。子孫を残そうとするんですね。

でもとうだちして咲いた花(つぼみ)も美味しいですよ。特に白菜、ちんげん菜。小松菜はあんまり美味しくないです(^^;) ちなみに大根やかぶはとうだちすると皮がかたくなって筋張ったりします。人参は芯がかたくなりますよね。


いや~ 銀行が貸し渋りならみちおさんは出し渋りですよブー

出水のすぎむら農園のみちおさんはずっと体調を崩していて最近はだいぶ良さそうなんですが、1~2月は野菜が杉村農園頼みだったのでかなり忙しかったでしょう汗

働き者のみちおさんがダウンしてたから70歳を過ぎたお父さんたちが活躍したようです。

で、何をいつ頃どのくらい収穫するというのはみちおさんの役目。

畑に出れなくてもお父さんからの聞き取り調査で推測するんですが、得意の九条ねぎがこれまでなかなか収穫にいたりませんでした。

なんでも葉の色がなかなか濃くならずにこれでは出せん!ということなんですが、野菜不足に苦しむこちらとしてはそんなことはどうてもよくて、色が薄かろうが美味しいものは出してくださいよ!ってことなんですがとうとう春になるまで畑の中でひっぱりました葉っぱ

そういうことでやっと色がついたみたいなのでこれからどんどん九条ねぎを食べましょう♪葉も柔らかくて美味しいです。

3月11日の「さよなら原発!かごしまパレード」ではみちおさんが会長を務める若けぇもんの会が「ベジチャリティー」で有機野菜を販売します。

県内の有機農家からたくさん応援をもらって新じゃがの規格外品、大きすぎる人参、小松菜に菜花、サワーポメロなど柑橘類、米・・・その他たくさん、格安で販売しますよ。売上げは原発事故で鹿児島に避難している皆さんに寄付する予定です。

朝10時~13時まで、鹿児島中央駅東口広場にお越しくださいみかん
14時出発のパレードにもぜひご参加ください。

  

Posted by 食の家族 at 13:44 │Comments(0)

2012年02月25日

ベジチャリティー

今日は人参ジュースを作ってみたら甘かったですUP収穫してから3週間ほど冷蔵庫に入れていたものですが、それにしては美味しかった(*^^*)

ジュースをするのも時期があって4~5月にやると苦味があったり甘さが足りないんですが、今頃は最適期かもしれません。支援用の小さな人参がたくさんありますよグッ

支援用っていうのは震災後の理事会でうちのオヤジべーが言い出したんですが、ふつうに出荷できない規格外の野菜を生産者が安くで提供して、それを消費者に買ってもらい売り上げの一部を被災者支援にあてましょうというもの。

ここの理事会は生産者5人、消費者4人で若手も混ざったけっこうフリーダムな場なので、みんな自由闊達な意見がでてついつい遅くまでかかります月

私はいつも司会なので、話題がそれないように心がけているんですが、「脱線のプロドクロ」が数名いていつの間にかワケ分からんテーマになっていたりすることも。

前回は3・11パレードに向けてのぼりを作りましょうということになりました。

気がつけばあと2週間で震災から1年を迎えます。

大震災で被害に遭われた方に追悼の気持ちを込め、そして新しいエネルギーの未来に向かって歩き出そうと「3・11さよなら原発!かごしまパレード」が鹿児島中央駅東口14時出発で開かれます。下がチラシ↓


詳しくはこちら http://shokunokazoku.com/kouryu.html


広場での「ベジチャリティー」企画では有機農家の若けぇもんの会初心者マークが規格外の野菜をどっさり販売する予定です。文字通りの掘り出しものがありますよ! ジャガイモ、にんじん、サワーポメロ、パール柑、菜花、小松菜、米!などなど  売上は全額寄付します

それにしてものぼりはこれからデザインを考えなくては。間に合うのか?
間に合わなかったらダイコンでも持って歩きましょう葉っぱ
  

Posted by 食の家族 at 20:51 │Comments(3)

2012年02月22日

冬眠明けさつま芋

今日あたりから暖かいですね。冬の雨は冷たかったですがこれならまだ農作業もできるでしょう。

今晩は川内の栄養士会の皆さんに有機農業と食育の話をしに行ってきます。久しぶりにパワーポイントを使って写真を見ながら説明しようと思います。


そろそろ春夏の野菜の準備にもとりかかろうかというところ若葉

久木田さんの農園では去年は不作だったので年内で出荷が終わり、種芋用は暖かい場所で貯蔵していました。そろそろ春になるのでサツマイモの苗作りをしないといけません晴れそこで大事にとっておいた貯蔵芋から芽を出させ、それを大きくして苗をとるのです。

苗はだいだいゴールデンウィークの前後に植えだすのが一般的ですが、準備は早め早めでやっていきます。

なんかこの前まで収穫をやっていたと思えばもう苗作りの準備ということで、サツマイモ農家は一年中サツマイモと絡んでますね。

この貯蔵していた芋!でんぷんが糖分に変わってきっと甘いことでしょう。


さぁ春です!農閑期だった米農家やお茶農家も、農閑期の予定ではなかったけど結果的に寒くて収穫がのびのびになったうちの農園も、これから先は仕事満載、トラック満載で走らないといけませんブー

今年もうちの2トンダンプに乗り切らないぐらいの「大漁」目指してがんばろうと思います。

  

Posted by 食の家族 at 16:02 │Comments(0)

2012年02月18日

幸せなリターン

今日は雪ちらつきましたね。
来週中ごろからは気温が20℃ぐらいまで上がりそう。ようやく春になりそうです桜

今年の冬はとにかく寒かった!
全国で一番早くに春じゃが芋を出していく鹿児島県も、強い霜で芽がやられたところが多く、春じゃがは高値になりそうですね。

ハイリスク、ハイリターンの作物、これが春じゃがです。

有機農業は常にハイリスク、でも幸せなリターン流れ星があります。


先週は福岡県に研修に行って自然農法の畑に2ヶ所、連れて行ってもらいました。

ふつう畑といえば土があってその上に野菜が植えてあってというものでしょうが、ここは土が見えないぐらい草がびっしり生えていて、それをかき分けて種を蒔いていました。

周りの環境や生態系を大切にして肥料は植物性のものを使用。何も使わないという人もいます。今はオフシーズンで野菜は少なかったですが、けっこう元気に育っていましたチョキ

おそらく僕らの若手が注目していたのは採算性でしょう。

鶏ふんや牛ふんなど動物性の堆肥なども使ってある程度収穫もある私たちの有機農業。自然農法のよさは分かるが果たして生活ができるのか。

感じたものはそれぞれでしょうが、「暮らせる」の尺度はみんな違っていいと思います。


お金がないと暮らせないと考える人もいれば、お金は少しでいい、安心な野菜やお米に囲まれていれば幸せに暮らせると感じる人もいるでしょう。

単純なモノサシで測れない部分があるのがこの農業頼む

だから病気や虫害で全滅になるリスクがあろうとも、食べる人たちが喜ぶもの、そして自分が食べて幸せなものを作っていきたいですねグッ
  

Posted by 食の家族 at 22:00 │Comments(0)

2012年02月15日

環境と調和する

こんにちは。雨続きですね~。
この時期にしては高温多雨、葉野菜が一気にのびすぎないか心配です。

先日見学に行った自然農の畑にあった紅菜苔(こうさいたい)・・・茎が紫色で黄色い花が咲いています。炒めたりお浸しで食べると春を感じる味で美味しいです。

からし菜とか緑色のわさび菜もありましたね~若葉

自然農法ではニンジンとかキャベツとか、メジャーな野菜よりはこういう野菜たちのほうが作りやすいみたいです。

自然農法は耕さないのが一般的で、草がそのままびっしりと茂ったところにまた種を蒔いていました。もともとあった草が、その下から生えてくる雑草を抑えたり野菜との調和を保ったりするのでしょうリサイクル

にっこりわれわれ有機農法できれいにトラクターで耕して種をまいても、結局野菜が育つころには草が生えてくるので、参加した生産者からは「うちの畑と変わらんな~」というご意見も。

そこまでの過程がそれぞれってことでしょうね。
有機農業ではわざわざ草の種をまいて育てて、土のバランスを整えたり、病害虫を防いだりということもします。

これを聞いたところで自然?有機?・・・?その違いは分からないと思いますが、共通してるのは畑の土や植物、生き物など周りの環境を除草剤などで壊すことなく、環境に負荷を与えない農法、暮らし方という部分です犬

まぁタイプはいろいろです。有機の若手も畑拡大の攻めるタイプと、現状維持で守るタイプがいて、それぞれ魅力があります。政治でいえば橋下徹さんと自民党みたいなもんでしょうか? 

今年の夏はバラエティ豊かな野菜を作れるように一丸でがんばります!

トマトの芽もでましたよ~



  

Posted by 食の家族 at 17:22 │Comments(2)

2012年02月13日

自然農を有機農家が見学



土日は福岡県糸島市に研修旅行。食の家族の生産者と事務局みんなでバスを貸し切っていってきました。
牡蠣が美味しい港にいってビニールハウスの中で炭火焼炎 牡蠣がパンパンとはじけてたいへんでした汗




初日作付会議で夏野菜について話し合いをして、そのあと糸島で研修中の当会メンバー創也くんが合流。2日目は創也君ご紹介の自然農法の畑を見学。トラクターで耕して肥料も入れて雑草も取る私たちの有機農業に対し、自然農は耕さず肥料も入れず、草もそのまま生かすというやり方。この鏡山農園では野菜やお米をそうした丁寧な作り方で大事に育てていました


せっかく耕さないのにモグラが許可なく耕していました(笑) 手前のお山になっている部分です。イノシシもでるから大変だそうですしずく


自給自足の生活をされている鏡山さん。おうちは地元の大工さんに作ってもらったステキな木造平屋でした。国産材のぬくもりを感じ、まわりの環境と融合するようなお家でしたよ家


お昼は創也君の研修農場が野菜を出荷している「伊都安蔵里(いとあぐり)」へ。野菜たっぷりヘルシーランチを堪能ムフッそのあと買い物しました。自然農法で作られた野菜のコーナーがありました。福岡市から30分程度で来られるのでお客さんが多いそうですブー


最後に創也君(黄色の服)の研修先、松尾ほのぼの農園を見学。今は野菜があんまりない時期なんだそうですが、面白い野菜がいろいろと植えられていました。


これはほうれん草。刈り取った草をほうれん草の周りに乗せておくとその下から雑草が生えにくくなります下の土が見えないような状態です。ほうれん草はじっくり育っていることが分かります若葉


左は葉っぱがモコモコしている「わさび菜」。右の紫色はからし菜のような「グリーンマスタード」紫バージョン。少しピリ辛です。自然農ではこういう野菜たちがのびのび育っていましたUP


この黄色い花は紅菜苔(こうさいたい)といって紫色の茎を食べる野菜、アスパラみたいな感じで炒めたりお浸しにしたりすると美味しいですよ


ふだん自分の畑の中にいたら発見できないようなことも他の畑を見ることで発見があります。農家の奥さんたちもたまにはこういう機会で外に出て行くのも大事ですね。今度はどこに行きましょうかねバス  

Posted by 食の家族 at 12:12 │Comments(3)

2012年02月07日

阿蘇で有機の祭典



第19回火の国九州・山口有機農業の祭典が阿蘇で盛大に開催されました。
年に1回の九州レベルの集まりとあって各県から350名の有機農業に関係する人たちが集まりました。
九州もまだまだ元気ですね!


有機農業をやってるからには原発の問題はさけて通れない!ということで原発に関するパネルディスカッションもありました。
福島で有機農業をしていた女性は、事故後に自分の作った小松菜から高濃度の放射性物質が検出されて、やむなく農業を中断したというお話をしてくれました。富士山の麓でカフェをやっていた男性も「この問題は何に重きを置くかだ」と、福島からの距離に関わらず避難を決断したいきさつを語りました。今は奥さんやこどもさんと一緒に熊本でカフェをしているそうです。
なんでこんなことになるのかな?
それでも原発を再稼動させるとか考えられないですよね。影響は甚大、そしてこれからまだまだ状況は良くならん。
大好きな農業をやめなきゃならんってなんなん?よく考えてほしい。


これはこれからの農業を支える若いもんの人たち。お互いの想いや将来を語り、飲み、有意義な2日間となりました。  

Posted by 食の家族 at 18:06 │Comments(4)

2012年02月05日

気温はマイナス

この前の木曜日は栗野岳農場も朝から雪だったので急いでほうれん草や大根を収穫しようとしたら、ほうれん草には雪雪がもう積もっていてどれを収穫していいのやらわからん状態でした。

大根は見るからに冷たそうなので、一番強じんそうな研修生のもとひこ君に160本引いてもらいました。
途中動きが固まってるから「どうした?」と聞けば

「手が冷たくて動かないです。まるで氷の柱を引いているような感じです!!
と顔がこわばっています。

それはないででしょ~!?と笑っていたら大根が本当に凍っていました。
凍って色が透き通っているんです。







中がしゃりしゃりのシャーベット状になっているんですがわかるかな?

木曜日の栗野の予想気温は夕方で-3℃。晩はおそらく-7~8℃になったことでしょう。立ち仕事をしていると足元の土が凍り始めましたからね。

焚き火をぼんぼん燃やすんですが、土が冷たいから足元がいっこうに温まらず。靴下を3枚もはいてるんですがそれでも冷たくて、足の裏を火にあてていたんです炎

あとで足の裏を見たら外から2枚は焼けてぼろぼろになっていました(-0-:)しずく
ぜんぜん熱さを感じなかった!

みなさんも火の取り扱いには注意しましょう!
  

Posted by 食の家族 at 23:36 │Comments(2)

2012年02月01日

出水のエース復活★

大晦日に緊急入院し、その後出水の畑で療養していた杉村農園のみちおさんが今日1ヶ月ぶりに鹿児島に出てきました。コープ玉龍店で野菜を店頭販売していましたよ。この顔に要注意↓



それにしてもタイミングがよかったのかわるかったのかわかりません。

大晦日から正月明けまで病院で過ごして菜の花マラソンを棒に振ってしまったんですが、年末も忙しかったので逆にいい休養になったのかもしれません。

でもその間畑は忙しかったでしょうね。お父さんやお母さん、叔父さん総出動ですブー

お父さんは70歳をとうに超えていますがまだ現役ですUP
火曜日と金曜日に2時間かけて鹿児島市内に野菜を積んで運転してくるだけでも大変でしょうね。

農家のおじさんたちは一生現役でできるからいいんでしょうが、ストップをかけない限りは働き続けるので、なんらかそれとなく休んでもらえるようなシステムもほしいですね。

もう2月です。そろそろトマトの種をまきま~す若葉

  

Posted by 食の家族 at 20:21 │Comments(0)