2011年04月10日
ウリ科の天敵
桜の花も散り始めいよいよ夏に向かっていく、そんな陽気の日曜日でした。
昨日は大分で大学の友人の結婚式でした。高速をひたすら走って5時間、九州では大分が一番遠いですね。さすがに腰がイタイです・・・
指宿の前園さんのスナップエンドウが収穫を迎えました。
スナップエンドウを農薬なしで作るのは、鹿児島の慣行栽培の農薬使用レベルが36回であることから見ても非常に難易度が高いです
その最も難しい理由はやっぱりうどん粉病でしょう
ウリ科の野菜や豆類の葉が、うどんの粉をまぶしたように真っ白になる病気です。これが収穫を迎えるちょっと前になって出たりするので、安定的に採るには農薬が欠かせないのでしょう
カボチャやキュウリなども、急速に広がるこの病気は天敵!あと一歩のところでやられたら悔しいですよ。葉が枯れるので実の生長がぱたっと止まるんです
これの対策は硫黄の粉。周囲に置いておくとうどん粉の発生を抑えられます。いま天然の硫黄を探してもらってるところです。見つかったらウリ科のズッキーニやカボチャ、キュウリなどの豊作間違いなしです
明日は食の家族の理事会です。消費者会員と生産者会員が約半数ずつで構成されています。震災支援の概要など話し合います。被災地で過ごすアトピーの子どもたちが食べられる食品の提供が柱です。
支援のほうも持久力が求められる震災です。
鹿児島-大分間は400kmありますが、休日割引のおかげでたった1000円です。とってもありがたいですね。でも莫大な復興予算が見込まれる中で、こういうところに手をつけてもよいと思います。国民みんなが少しずつ支援できるような仕組みができるといいですね。
Posted by 食の家族 at 22:41│Comments(0)