2014年01月28日
指宿のおもてなし
さてブログ再開です
新春恒例なのはなマラソンの結果はどうなったのか??と問い合わせが殺到したので、遅ればせながら結果発表!!
「食の家族の生産者ランナー4人の順番を当てましょう」ということで
フルマラソンを走ったのは次の4人の生産者
① 杉村みちお(39) 出水市 最年長、3年ぶりの参加
② 澤田やすゆき(38) 出水市 合鴨米農家
③ 園山むねみつ(31) 鹿児島市 事務局長、筆者
④ 久木田たいわ(31) 霧島市 引退試合
ダイジェストとともにどうぞ~
1月12日日曜日午前9時、気温12℃、天気は曇り、ほどよいコンディションの中、第33回いぶすき菜の花マラソンがスタート!
18,000人のランナーが今年も新春のいぶすき路を駆け抜けます。
食の家族からは4人の生産者がエントリー、なんといっても注目は体調不良で2年間を棒に振った杉村みちお氏(左から2番目)の3年ぶりの復帰。一番左はくきたん、一番右が筆者。ドラえもんは地球畑店長のミキティ
みちお氏、30代最後の参加とあって気合いも十分、まずは5キロ付近で集団から飛び出し園山むねみつがそれを追う展開
昨年トップに3分差に迫った澤田やすゆきは最後方からのスタート、その前を引退試合となる久木田が走る
12キロ付近、池田湖畔に菜の花が咲き誇る中、去年と打って変わって沿道の声援もすごい!
先頭すぎむら、練習の成果で体が動く。ペースをじわりと上げて後続を引き離しにかかる
そのやま、ここは焦らずペースを保って落ちてくる獲物を狙う
標高924m、コース上空にそびえ立つ開聞岳のふもとの20キロ付近、先頭のすぎむらが給水中、ついにそのやまが捕まえた!
後続の久木田はまだ澤田の先を走る。
昨年澤田がとった「おもてなしを受けない作戦」でロスを減らし、少しでも前をみすえる
おっと澤田のペースがなかなか上がらない!
タイムをこれまで上げてきているが今回は十分な練習が積めていないのが原因か? おもてなしもめいっぱい受けながら、沿道に現れたふなっしーが気になって仕方がない
そして今回地元いぶすきの生産者、前園けいこさんもフルマラソンに挑戦!
好調な走りを見せる
さぁ先頭は30キロにさしかかった、杉村をここで腹痛が襲う!
どうやら食べ過ぎたようだ!
ここで園山が一気に先頭へ
山川港、海抜ゼロメートルまで下っていく難所
ひそかに4時間切りを目標にしていた杉村、その目標はすでについえたがここであきらめるわけにはいかない、エヴァンゲリオンの着ぐるみランナーに刺激を受けながら前を追う
3番手はまだ久木田、さつま芋堀りで鍛えた筋肉はまだ衰えていない。
後方を走る久木田農園研修生との“もうひとつの闘い”にもプレッシャーを感じながら、引退なのに新調した腕時計に目をやる
「5時間台の勝負になれば、いける」
いよいよ終盤、山川港からの上り坂、体が軽くなった杉村が先頭を追う。
園山の後ろ姿はまだ見えない。
ペースを上げる。3年ぶりでも体が動く。
「この坂で決める」
ついに園山が見えた!ぐんぐん近づき一気に抜き去る
山の神の本領発揮だ!!
このペースに園山ついていけない。
久木田も坂に入った。
40キロポイント、後ろが気になる杉村。
沿道の子どもたちの「負けないで/ZARD♪」に胸が熱くなる。
延べ3ヶ月の入院生活、走れない悔しさ、苦労した日々を思い出しながら最後の直線へ。
応援団が見えた!
そのままゴ~ル! 1着でフィニッシュ!
1位杉村 4時間49分! 復帰戦を見事に飾りました!
2位は園山、5時間4分。
澤田は崩れて6時間オーバー 続いて6時間台でけいこ母さんが返ってきたー 素晴らしい
今年も全員完走です。 コンディションが良くて最高のマラソン日和でした
さぁ今年も美味しい野菜とお米を作ります