2013年08月26日
なかじろくん
鹿児島市内もやっとまとまった雨が降りました。
先日大騒ぎになったあの桜島の爆発による灰が少しは流れたでしょうね。
さて夏しか食べられないモロヘイヤやエンサイ、つる紫などが順調に育っています。
中には苦手な方もいると思いますが、美味しいレシピで食べたらくせになっちゃう人もいますよ。
炒めものが定番のエンサイ(クーシンサイ)。
さつま芋のつるによく似ていて、茎の中が空洞になっている野菜です。
調べてみるとヒルガオ科さつま芋属と書いてあります。
やっぱりさつま芋の仲間なんですね。
最近このエンサイを食べる虫がたくさん出始めています
ナカジロシタバという幼虫です。成虫は“ガ”みたいなやつです
これがいっぱいでてくると葉っぱがなくなっちゃうんですよね。
先週さつま芋農家の久木田さんの畑に行ったら、さつま芋畑がこのナカジロくんに荒らされていました。
エンサイとさつま芋が仲間なら、害虫も共通ですね。
しかし有機のさつま芋農家の畑なんて見ればすぐわかりますね!
葉っぱがとにかくはげちょろりんなんですよ。
この時期は葉っぱが土を埋め尽くすぐらい茂っているのが当たり前ですが、久木田さんのはほどよく食べられて土が見えています。
年によっては葉がほぼなくなって茎だけになっていることもありましたよ。
片や近くの一般の芋農家さんの畑は見事なまでのきれいな葉!
逆に違和感を感じてしまいました。
ナカジロくん、エビガラスズメくん、コガネムシにハリガネムシ・・・
次々に押し寄せる害虫に対して無農薬で対抗するっていうのは改めて難しいと思いました。
少しでも抵抗せねばということでこれ コガネムシを寄せ付けて捕まえる装置です。
中にいっぱい捕まっていました。コガネムシは芋を食べてしまうんですよね。
いろいろ苦労もあると思いますが、今年も美味しいさつま芋をよろしくお願いします。
霧島市の久木田さんご夫婦でした。
あれ? 息子はどこ行った!?
Posted by 食の家族 at 23:25│Comments(0)